銀杏並木も色づき秋も深まるフランス パリ。2011年10月20日から24日までの間、チョコレートが一層美味しいこの季節にパリ15区にあるポルト・ド・ヴェルサイユでサロン・ド・ショコラが開催されました。今回のテーマはペイストリーショー。毎年サロンを楽しみにしているショコラファンが今年も会場に集まりました。
サロンへの出展が3回目となる「トーキョーチョコレート」。ブースのビジュアルに化粧品メーカーのイメージキャラクターとしても活躍されているモデルの瑠花さんを採用して、流行の発信地であり伝統的な感覚や様式美、美意識を受け継ぐトーキョーの魅力を表現!インパクトのあるビジュアルは、パリっ子たちの絶好の撮影スポットにもなっていました。
前夜祭は「ペイストリーショー」をテーマにしたチョコレートファッションショー
昨年に引き続き、トーキョーチョコレートのテーマは「むすぶ・つなぐ」。水は国と国を、空は世界を、むすび・つなぐことからインスピレーションを受けて作られた「みなも」に、黄色の“黄昏”、白の“朝霧”、紫の“夜空”の新色3種が加わり、ブースでも注目の的でした!パリにも増えているカメラ女子も「Très joli!(カワイイ!)撮影していい?」と一眼レフで撮影。宝石のようなその美しさの魅力は、国境を越えて乙女心をしっかりキャッチしていました。
今年一番の話題は、チョコレートのミシュランと言われるサロン・ド・ショコラ公式チョコレートガイド『LE GUIDE DES CROQUEURS DE CHOCOLAT』で、トーキョーチョコレートが4つ星(4タブレット)を獲得したことです。『LE GUIDE DES CROQUEURS DE CHOCOLAT』は、サロン・ド・ショコラの主催者とフランスでチョコレートに関して権威のある団体 フランスチョコレート愛好家団体 クラブ・デ・クロクール・ド・ショコラ(C.C.C.)、ニュース誌である『レキスプレス』のライフスタイル版『スタイル』の3者によるガイドブックで、チョコレートのミシュランと呼ばれる格式と情報の信頼性があり、こちらのデギュスタシオン(試食会)に声がかかるだけでも大変栄誉のあることと言われています。トーキョーチョコレートはそのデギュスタシオンに招待され、「みなも」など試作を重ねた新作のチョコレートを出品してこの度の選考となりました。
4タブレット受賞のみなも
デモンストレーションの様子
サロンの会期中には、エクレア、ミルフィーユなど、フランスの伝統的なお菓子をショコラティエ・パティシエたちが作るデモンストレーションにも参加。トーキョーチョコレートはサロンのテーマ「ペイストリーショー」にあわせて「米粉・くず粉を使って再解釈を加えたクラシックショコラ」を会場内のCHOCO DEMOステージでデモンストレーションしました。米粉、くず粉を加えてもっちりとした食感に仕上げたクラシックショコラに、柚子と抹茶のバタークリームをしぼり、チョコレートや柚子ピールなどでデコレーションをすると、伝統的なフランスの焼き菓子クラシックショコラはまるで和菓子のように仕上がりました。試食に桜の飾りの付いた爪楊枝を添えてお客様にサーブすると、新感覚の味わいは「C'est bon!(おいしい!)」と、とても好評!実演販売をブースでも行うと、あっという間に人気商品になりました。
スペシャリテの「みなも」をはじめ、「米粉・くず粉を使ったクラシックショコラ」、星のような輝きをまとったチョコレート「ほしいろ」など、味わいも技術も進化し続けるトーキョーチョコレート。ブースはお客様と取材スタッフが絶えず、活気に満ちた5日間となりました。今年は4つ星(4タブレット)に輝き、チョコレートの本場フランスのショコラファンからも好評を博し、世界でも評価されるブランドに成長したことを参加メンバー一同実感するイベントとなりました。