エキゾチックなブースビジュアル
2010年10月28日(木)から11月1日(月)晩秋の5日間、第16回サロン・ド・ショコラ パリが15区のポルト ド ベルサイユで開催されました。
メリーは新ブランド「トーキョーチョコレート」として2回目の出展になります。
今年のコンセプトは「結ぶ ・つなぐ」。
着物を着た女性のビジュアルでイメージを一新して、多くの新しい話題をもたらし、終始、熱狂的なパリのショコラファンの注目を集めました。
エントランス前に並ぶお客様は例年以上
連日 多くのお客様に囲まれたブース
商品は、東京を流れる川の水面に映る空をテーマにした新作ショコラ「MI-NA-MO」をはじめ、今年のサロンのテーマ「Green -環境にやさしいあり方-」に合わせて開発した有機栽培のカカオを使った抹茶、桜などのガナッシュ、中に入ったクラッシュキャンディがパチパチ口の中ではじける「ジュエ」など、パリのお客様も興味津々。彩りの美しさも「宝石のよう」と評判でした。
白いバックに映える美しいチョコレート
MI-NA-MOは専門家の間でも話題に
ジュエの実演
トーキョーチョコレートのショコラティエ
トーキョーチョコレートのデモに集まったお客様
「ニッポン」がテーマのレクチャーを実施
そして、今回のサロンにはもうひとつ大事なテーマがありました。それは「Journee Japonaise -日本の日-」。
最近パリでは、和の食材や文化、ヘルシー志向などなにかと注目されている日本をテーマにして、一番お客様が集まる土曜日のサロン・ド・ショコラを丸一日、「ニッポン」というキーワードでジャックしてしまおうという大胆な企画です。主催者によると日本は歴史や文化がありチョコレートの水準も高いので、日本をテーマにした日を以前からサロンで行ってみたかったとのこと。
「みたらしはとっても好きな味わい!」とのこと
その日には、中央のホールで和太鼓の演奏が行われたり、抹茶のセミナーがあったりと、いたるところでニッポンに因んだイベントがみられました。もちろん「トーキョーチョコレート」も参加。
会場内のホールで15:00から250名以上のフランスの皆様を前にメリーのショコラティエ3名が「ニッポンの知恵が生きた食材を使って」という題名でのレクチャーに合わせて日本の"みたらし"のソース(醤油と砂糖をあわせたソース)を入れたプラリネのデモンストレーションを披露しました。本来のみたらしの使い方"みたらし"だんごも添えて新作ショコラの試食をお配りすると、意外にも「みたらし」のソースはとてもパリのお客様のお口にあったよう。多くの方に絶賛されました。
パリの朝のワイドショーで放送されたり、ドバイのTVに出演したりと取材も相次いだ「トーキョーチョコレート」。パリのファッションマガジン『スタイル』のウェブサイトで「2010年 世界の最も優れたチョコレート専門店20店」として選出され、5つ星ならぬ"5つハート"をもらうなど、また一歩、国際的に飛躍をみせたサロン・ド・ショコラとなりました。
サーカスのように幻想的な前夜祭
個性的なチョコレートドレス