REPORT イベントリポート
サロン・デュ・ショコラ パリ2018 出展情報
2018.10.19
TOKYO CHOCOLATEブース:Stand A-34
コンセプト「新TOKYOジャポニズム」
フランスと日本が友好関係を始めてから160年。パリ万博にアジアで初めて参加し、出品した浮世絵や陶器などの日本の文化が当時のフランスの方々に驚きをもって迎えられ、芸術家に影響を与えてきました。
トーキョーチョコレートは、パリで和素材とチョコレートを融合させ、“和のチョコレート”の分野を築いてきました。
日本の伝統から学び、パリに新しい時代のチョコレート“新TOKYOジャポニスム”を発表いたします。
<出品作品詳細>
No.1 薔薇
朝摘みの紅い薔薇を生で仕入れ、花びらを山形産の日本酒 純米大吟醸「出羽桜 一路」に漬けこみました。ベースには、ドミニカ産カカオ64パーセントの力強いカカオ感のビターチョコレートを選びました。そこに薔薇の香りと味わいを閉じ込めた日本酒をあわせ、気品のあるガナッシュに仕上げた一粒。2018年日仏友好160周年を祝して薔薇の花束を贈る気持ちをショコラで表現しました。
No.2 青紫蘇といちご
日本のハーブ「青紫蘇」と、日本のいちご「スカイベリー」を使用した三層のチョコレートです。上段のガナッシュはブラジル産カカオ62%のチョコレートに生の青紫蘇のピューレを加え、下段のガナッシュにはエクアドル産カカオ66%のチョコレートにスカイベリーと日本酒 純米大吟醸「出羽桜 一路」を合わせました。二層の間に、スカイベリーのピューレを使用したパート ド フリュイをはさんでいます。
No.3 赤酢
日本の伝統的な赤酢とみりんのチョコレートです。赤酢は、日本では昔から主に「江戸前寿司」のしゃりに使用されていました。ベースにはカカオ感が強く、赤酢のフルーティーさと同じ系統の味わいのペルー産カカオ75%のチョコレートを使用。そこに3年以上熟成させて作り上げられた赤酢とまろやかな三河本みりん、こうばしい麦茶、甘く華やかな桜のエキスを香らせました。すべての素材が影響を与えている、そんな好奇心を刺激するチョコレートです。
No.4 五味のプラリネ
科学的に人が感ずる味覚の種類は五種で「五味」(酸味、甘味、うま味、塩味、苦味)と言います。これは五つのジャンルの味覚の良さをすべて集めて一粒にした五味のプラリネです。下の段にアーモンドのプラリネ、上の段にピスタチオのプラリネを2層に重ねました。それぞれのナッツは、日本の伝統的な調味料「煎り酒」(いりざけ)でキャラメリゼして風味豊かなプラリネに仕立てました。
販売価格:
4個入 1,728円(本体価格1,600円)
販売店舗:
メリーズ カフェ/JR東京駅構内 地下1階グランスタ内 シーズンセレクト(銀の鈴広場横)
販売日:
10月22日(月)(催事場は10月22日(月)~11月11日(日)までの期間限定販売)
Tokyo Chocolate
2009年10月「サロン・ド・ショコラ パリ」で誕生した「トーキョーチョコレート」。
国際的に開かれ、最先端なモードを常に世界へ発信しながらも、古くから築かれた町人文化も共存している都市「東京」をコンセプトにしています。
新しいものを生み出し世界へ発信していくエネルギーと、今までに築いてきた文化の融合、不思議な魅力をもつ「東京」。
その格式美や美意識を現代の日本の感性でアレンジしたチョコレートを、サロンで発表しています。
2016年に開催された第22回サロンデュ ショコラ パリで、トーキョーチョコレートは、『LE GUIDE DES CROQUEURS DE CHOCOLAT』でアワード クープ ド クール(外国人部門)を受賞し、2017年には2年連続で最高位の“ゴールドタブレット”を獲得しました。
実演商品
こちらの商品は、ブースにてひとつひとつショコラティエが実演で仕上げる2018年新作です。
ピンチョス
抹茶や日本酒のガナッシュや、ガナッシュに和の素材を加え生ハムやツナと合わせた「和のピンチョス」をブースで実演します。