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- 酒造とメリーのこだわり
- 対談「てとてショコラ」への想い
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12粒入り
1,944円(税込)
キレのあるビターミルクチョコレートに「国稀」を合わせました。北海道の酒米「吟風」と暑寒別岳連峰からの清らかな水で醸した純米吟醸酒の、中辛口で爽やかな風味が際立つように仕立てました。 口溶けのよい生チョコレートに閉じ込めた、吟醸香の余韻をお楽しみください。
6粒入り
1,620円(税込)
3粒入り
918円(税込)
スイートと竹炭入りホワイトチョコレートを合わせ、純米ならではの米の旨味と清々しい吟醸香が引き立つように仕上げました。※竹炭を使い、酒瓶やラベルのイメージを表現しました。
- 国稀×スイート
- 軽快で清々しい香りが際立つ、すっきりとした味わいです。
- 国稀×竹炭入りホワイトチョコレート
- まろやかなホワイトチョコレートが、純米吟醸酒の米の旨味と香りを引き立てます。
かつて北海道の西海岸がにしん漁で大いに賑わった頃、浜で働くやん衆に振舞う酒を造り始めたのが「国稀」のはじまりです。明治15年の創業より140余年、最北の日本酒蔵として地元に愛される酒造りに取り組んでいます。
清々しい吟醸香が広がる中辛口の純米吟醸 北海道百名山にも選定されている暑寒別岳連峰からの恵まれた水と、北海道酒造好適米 《吟風》で醸した「純米吟醸 国稀 北海道限定」は、純米ならではの米の旨みと清々しい吟醸香が広がり、 口元のファーストタッチから喉ごしまで軽快に流れるバランスの取れた中辛口のお酒です。
メリーチョコレートは1950年に東京で創業いたしました。素材や製法にこだわり、品質を国内外で高く評価されています。お菓子を通して「想いを贈る」豊かな心の交流をご提案していきます。
手間と時間を惜しまない
メリークオリティーと情熱メリーならではの味わいは、フレーバービーンズと呼ばれるカカオをブレンドし作られています。雑味をなくし、なめらかでピュアな風味を出すための「コンチング」では、昔から変わらず大理石のローラーがついた機械で行っています。
近年の受賞歴
- 2018年
- サロン・デュ・ショコラ パリ 3年連続最高位 金賞受賞を達成
- 2019年
- サロン・デュ・ショコラ パリ「世界の優秀なショコラティエ100」として表彰
「レ メイヤー デ メイヤーアワード(最高のショコラティエ賞)」を受賞
- ミルクチョコレート
- チョコレートに入れる全粉乳に砂糖を加えて一度ローストしたものを使用しています。このひと手間により、キャラメルのような風味を感じる独特な味わいを作り上げています。
- スイートチョコレート
- カカオ感・酸味・苦みのバランスを考え、甘すぎず苦すぎない、くちどけの良い味わいを感じられるよう作り上げています。
- ホワイトチョコレート
- 華やかな香りとフルーティーな味わいが特徴です。合わせる素材の味わいを活かしつつ、チョコレートの味もしっかり感じられるよう作り上げています。
トップショコラティエ
日々メリーチョコレートの商品開発をしている。特に近年は日本酒をはじめ日本ならではの素材を使ったチョコレートにも力を入れている。
企画室長
創業者本間泰蔵のひ孫として、歴史の継承と蔵の発展に力を注いでいる。
- 「純米吟醸 国稀 北海道限定」について
- チョコレートを食べてみて
- 「和醸良酒」を大切に
- 増毛という土地で
- 今後チャレンジいていきたいこと
「純米吟醸 国稀 北海道限定」について
今回のお酒の特徴をお聞かせください。
北海道の大自然から恵まれた水と、北海道酒造好適米《吟風》で醸した「純米吟醸 国稀 北海道限定」は、 純米ならではの米の旨みと清々しい吟醸香が広がり、口元のファーストタッチから喉ごしまで軽快に流れる、バランスの取れた中辛口のお酒です。
初めて日本酒を飲まれる方にもおすすめできそうですね。
口に含むと最初に優しい味わいで、次に米のうまみが追いかけて広がり、最後に口の中ですっきりと切れる、北海道産、酒米の「吟風」の良さをを最大限に引き出した吟醸酒ですね。
そうですね。お料理との相性が非常に良いお酒で、軽快な喉越しとなっているため、普段日本酒を飲まれない方に是非おすすめしたいです。
中辛なので温めるとぴりっとした味わいですが、それもまた料理の味を引き立ててくれます。
チョコレートを食べてみて
チョコレートと日本酒は合わせるのが難しいイメージがありましたが、このチョコレートはそのバランスがとれていておいしいです。
ウイスキーのように度数の高いお酒とは合わせやすいのですが、日本酒とはバランスを整えるのはとても難しいですね。
ビタータイプの生チョコレートに少しミルクチョコレートを入れて味を調えています。
優しい味わいの中にすっきりとした、やや辛口の今回の「国稀」にはビター感の強いチョコレートが合うと思い、最初、単独でビターチョコレートを合わせていましたが、少しミルクチョコレートを入れ、
マイルドに仕上げた方が「国稀」の良さが引き立つと思い、最終的に少しミルクチョコレートを配合しました。また、北海道産の生クリームを使用している点もおいしさの秘訣となります。
「和醸良酒」を大切に
和醸良酒という言葉を大切にされていますが、これまでのお酒造り、またお客様との触れ合いの中で実感したことはありますか?
作り手と企画側、食べる方と提供するお店の方、みなさまのお話を伺い、「国稀」が生まれました。
提供する側、される側の調和で生まれたお酒なんですね。
私たちのチョコレート作りも日本人の味覚に合うように考えているので、共感できる部分があります。
北海道の中でも特に増毛では、料理の味は濃いめが好まれています。濃口の料理には甘口で軽快なお酒が最適です。
観光でお越しの方に向けて試飲コーナーを設置しており、ご試飲をいただく中で、地元の方と観光でお越しの方の好みが異なることに改めて気付かされました。
地元の方は甘口であるのに対し、観光でお越しの方は圧倒的に辛口好みが多い。
北海道産の酒米を使うと、お酒は軽快な味になります。その特徴をしっかりと生かしながら甘口・辛口それぞれのお酒を造っていきたいです。
増毛という土地で
気温、水、米を作る土壌などの風土が国稀の味の源です。
仕込水として使用しております暑寒別岳連峰の伏流水は、水質は軟水で口当たりがまろやかですので、酒造りにおいては発酵をゆるやかにする作用があります。
辛口ではありますが、仕込水のまろやかさが相まって「国稀」が完成するんですね。
国稀酒造がある「増毛」と聞くと、高倉健さん主演の映画「駅 station」ですよね。
増毛、そして国稀酒造を訪ねていただく方は、映画「駅 station」を観られた方、特に高倉健さんのファンは多いです。
雪が降る増毛の居酒屋で熱燗を酌み交わすシーンなどからも増毛=国稀のイメージを作ってくれたのではないかと思います。
国稀は地域の方にも大変愛されているお酒だと伺いますが、土地や地域の方の魅力等あればお聞かせください。
一次産業が盛んな増毛町は大漁祈願や五穀豊穣と信心深く、神事にお酒は欠かせません。
そんな町民の癒しの時間に国稀を愛飲いただき、寄り添ってこられたことが創業から140年間続けられた理由なのだと感じます。
「時刻(とき)と共に、地域と共に」これが国稀のモットーです。
今後チャレンジしていきたいこと
長い歴史、地元と寄り添ってこられた国稀酒造さんですが、今後チャレンジしていきたいことはありますか。
日本酒の飲み方提案を広め、日本酒をもっとおいしく、気軽に楽しめるようにしていきたいですね。 例えば水で割ったり、氷を入れて飲んでいただくことでまた違うおいしさ、飲みやすさが生まれるので普段日本酒を飲まれない方にも興味を持っていただけるのではないかと思います。
実は私もお酒の味を見るとき水で割ることがあります。私はお酒が好きで、そうやって飲むことによりお酒の味わいがはっきりとします。確かに普段飲まれない方にはやさしい飲み方になりますね。
メリー以外にもコラボレーションに取り組まれ、全国的に知名度が上がっている国稀酒造さんですが、それでも地元を一番に大切にされていることを感じました。本日はありがとうございました。