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- 酒造とメリーのこだわり
- 対談「てとてショコラ」への想い
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12粒入り
1,944円(税込)
ミルクビターチョコレートに、バナナのような完熟した香りと高貴な甘さ、キレを兼ね備えた「液体の宝石」と呼ばれる「元」を合わせ、すっきりとした味わいに仕上げました。
くちどけの良いチョコレートとのマリアージュをお楽しみください。
6粒入り
1,620円(税込)
3粒入り
918円(税込)
ミルクとスイートのチョコレートに、フルーティーな甘みと旨味がある「元」を合わせました。
- 元×スイートチョコレート
- すっきりと香りが立つ味わいに仕立てました。
- 元×ミルクチョコレート
- フルーティーで濃厚な味わいに仕立てました。
元禄元年(1688年)に創業して以来、宮城県で現存する唯一の伊達家御用蔵であり酒屋の技術的模範として暖簾を守り続けています。
貴腐ワインのような高貴な甘さが特徴。
肉料理だけでなくデザートにも。貴腐ワインのような高貴なる甘さは、まさに『液体の宝石』。元禄時代の酒造りをベースに現代の技術で造り上げました。
果実の完熟した薫りときれいな甘切れ、更に豊富な旨味成分により、濃厚なフォアグラ料理や肉料理、ブルーチーズやウォッシュチーズを蜂蜜で楽しむ際にお薦めです。また、デザートやスィーツでも
最高のマリアージュがお楽しみ頂けます。
メリーチョコレートは1950年に東京で創業いたしました。素材や製法にこだわり、品質を国内外で高く評価されています。お菓子を通して「想いを贈る」豊かな心の交流をご提案していきます。
手間と時間を惜しまない
メリークオリティーと情熱メリーならではの味わいは、フレーバービーンズと呼ばれるカカオをブレンドし作られています。雑味をなくし、なめらかでピュアな風味を出すための「コンチング」では、昔から変わらず大理石のローラーがついた機械で行っています。
近年の受賞歴
- 2018年
- サロン・デュ・ショコラ パリ 3年連続最高位 金賞受賞を達成
- 2019年
- サロン・デュ・ショコラ パリ「世界の優秀なショコラティエ100」として表彰
「レ メイヤー デ メイヤーアワード(最高のショコラティエ賞)」を受賞
- ミルクチョコレート
- チョコレートに入れる全粉乳に砂糖を加えて一度ローストしたものを使用しています。このひと手間により、キャラメルのような風味を感じる独特な味わいを作り上げています。
- スイートチョコレート
- カカオ感・酸味・苦みのバランスを考え、甘すぎず苦すぎない、くちどけの良い味わいを感じられるよう作り上げています。
- ホワイトチョコレート
- 華やかな香りとフルーティーな味わいが特徴です。合わせる素材の味わいを活かしつつ、チョコレートの味もしっかり感じられるよう作り上げています。
トップショコラティエ
日々メリーチョコレートの商品開発をしている。特に近年は日本酒をはじめ日本ならではの素材を使ったチョコレートにも力を入れている。
社長
元禄元年(1688年)に創業、宮城県で現存する唯一の伊達家御用蔵として、進取の気性に富む日本酒を代々造り続けている。
- チョコレートを試食して
- 「元」の特徴と今回こちらのお酒を選んだ理由
- 酒造りへの想いについて
- 東北で酒造りをする魅力
- これから挑戦していきたいこと
チョコレートを試食して
今年で2年目となりますが、昨年の「元」を使ったチョコレートとの取り組みについて反響はいかがでしたか?
「元」を知らない人にもご注目いただきました。
昨年バレンタイン売場で販売していて、お酒の認知度の高さに驚きましたが、少しでも認知度向上につながってうれしいです。
(チョコレートを試食して)こちらのチョコレートは「元」の特徴が出ていて、ボンボンショコラはお酒とチョコレートとのハーモニーがありますね…!ホワイトチョコレートのボンボンショコラはすごく食べやすい。
生チョコレートは、「元」そのものですね。よくチョコレートにお酒の味や香りが隠されていることがありますが、そういった感じではないですね。
「元」は、他にない味わいの日本酒です。チョコレートに合わせる際もビター、ミルク、ホワイトチョコレートの全てに合いましたが、今回は、試作しながら私の最も気にいった味わいがでた、ミルクチョコレートベースにビターチョコレートを合わせた生チョコを作製しました。
「元」の特徴と今回こちらのお酒を選んだ理由
「元」は今までとはまったく違ったお酒で、濃い甘みや旨みがありながらも、後切れのいいお酒です。
「元」は、ほどよい酸味でバナナのような甘い香りが特徴のお酒ですね。カカオを発酵させる際にバナナの葉を使います。「バナナ」つながりという点からも「元」とチョコレートのマリアージュが成立しています。相性の良い素材同士として、とても楽しく、おいしいチョコレートを作ることができました。
このチョコレートはどんなシーンで楽しむことを想定していましたか?
お酒とチョコレートの相性の良さを食べ比べで楽しんでもらうことをコンセプトにしています。 生チョコレートは、ミルクチョコレートとビターチョコレートの配合比率にもこだわって「元」の味わいを引き出しています。
酒造りへの想いについて
この1年で活動や考え方など変わったことはありますか?
1番大きいのはコロナ禍が落ち着いてきたので、飲食業界が息を吹き返してきました。これからはお客様との交流を増やしたいですし、同時にSNSでのアプローチは継続したいと思います。
交流というと店頭での試飲会などですか?
試飲会だけでなく、フェスや小さな規模のイベントなど考えています。
飲食店とコラボでお客様が「はしご酒」をしてフードペアリングできるイベントも計画しているのですが、日本酒をコミュニケーションのきっかけにして楽しんでいただけたらうれしいです。
それは楽しそうですね!私も参加してみたいです。
牛タン、海産物、和食だけでなく、フレンチなどの洋食店も参加する予定です。日本酒の楽しみ方の既成概念を壊すことで、お客様に新しい楽しみ方をご提供できるかと思います。あと私自身は日本酒と東南アジア料理やバーベキューなどを合わせてみたりしますが、そのような感じでまだまだ日本酒の楽しみ方はあると思います。
そういえば御社でもフレンチレストランを運営されていますよね。
甘口の「元」のようなものはフレンチに合いそうですね。また同じ発酵食品のチーズもきっと日本酒に合いますよね。
そうですね、10年前から行っているのですが、新たな日本酒の体験ができる場としてフレンチレストランを運営しています。 もともと使っていた酒蔵をリノベーションしていて趣のある空間です。 日本酒はモッツァレラチーズやブルーチーズなどとも合いますよ。
お店にはどんな方がいらっしゃいますか?
日本酒好きやワイン好き、海外の人などさまざまな方がいらっしゃいまして、「はじめて日本酒と洋食を合わせたけどおいしい!」と驚いたリアクションをしていただけます。
東北で酒造りをする魅力
昨年宮城県は高級酒を支持する酒蔵や消費者が多く、日本酒を育てる土壌があるというお話を伺いました。
勝山酒造は伊達家御用達ということですが、そのあたりはお酒造りに影響していることはありますか?
伊達政宗公の影響もあって、東北の人は新しいもの好きな方が多いという特徴があります。
日本で初めての外交使節団を出したのも伊達政宗公なので、新しいもの好きのルーツは政宗公からきているかもしれませんね。
これから挑戦していきたいこと
日本酒業界では、過去のマスターたちを祭っていてはだめで、新しい価値観を生み出し、認められてこそ売れるようになるというお話を伺いましたが、それは今も変わりませんか?
そうですね、やはり「ルノワールと同じように描ける若い画家がいても、ルノワールみたいに有名になれない」という言葉通りの考えを持っています。
過去に学びつつ、新しいことに取り組みたいです。
それと日本酒造りもチームとしての力をつけていきたいと思っています。
昔と違って酒造りでは、データを測って皆で情報共有しますし、杜氏は若手に率先して教えるということをしています。
それに勉強家の若手からの意見をもらうことも多いですよ。年功序列でもないですし、女性も活躍しています。
チームで手と手を取り合って日本酒の魅力を広げているのですね。私も日本酒のおいしさを知ってもらうためにも日本酒の大使として、そして本業のショコラティエとしてこれからも活動をしていきます。これからもよろしくお願いします。