チョコレートに最適な音楽をAIに質問して、ショコラティエが実験しました。

2024.1.15

もくじ

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皆さんチョコレートを食べるときに音楽を一緒に愉しむことはありますか?
新しいチョコレート体験をチョコレート好きの皆さんに届けるべく、メリーチョコレートのショコラティエにchatGPTにチョコレートを美味しく愉しむ音楽は何かを質問してみました。

AIに質問してみました。

左:研究開発部 小池 右:研究開発部 トップショコラティエ 大石

大石:
最近注目されているchatGPTに質問してみると、チョコレートごとに音楽を紹介してもらうことができました。なかなか具体的にチョコと音楽の組み合わせを紹介してもらえるんですね~。
それでは早速、チョコレートと音楽を試してみたいと思います。

ミルクチョコレートに合う音楽

大石:
まずはじめにミルクチョコレートに合う音楽です。
chatGPTに質問をしたところ、ショパンのノクターンということです。

ショパン:ノクターン 第2番 - YouTube

大石:
曲調が穏やかでストロベリー、ミルク感が気持ちよく感じられました。
そのほかのチョコレートでも素材の一体感を感じられて美味しく感じられると思いました。

小池:
たしかに静かな曲は味に集中できるというのはありますね。
BGMとしてお菓子を愉しむのには特に良いと思いました。
こちらの曲はフルーティーな苺のチョコも合うとAIから紹介されましたが、紅茶のチョコレートのフルーティーさが曲の哀愁とも合って一番合うのかなと思いました。

大石:
穏やかな曲を聴いていると、原料の産地を想像する余裕もあっていいですね。

ビターチョコレートに合う音楽

大石:
次にAIが紹介してくれたビターチョコレートに合う音楽です。
モーツァルト - アイネ・クライネ・ナハトムジーク(セレナーデ第13番)

セレナード第13番 「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」 / モーツァルト - YouTube

小池:
こちらは4つの楽章の中で愉しむということでしたが、楽章によって曲調が違うので人によって感じ方が違うのかなと思いました。

大石:
そうだね、第一楽章は元気な感じですからね。
気持ちが高ぶってしまって、少しチョコレートに集中できないところもあるかなと思いました。音量を小さく聞く方が味わいを感じられていいかもしれませんね。

小池:そうですね、それと聴く環境というのも大事かもしれませんね。
音をBGMにするか、音に注力するか、そういうことによっても曲やチョコレートの感じ方は変わってくるかと思いました。

大石:
この曲に対してこのチョコレートがいいとは思うけど、
そもそもチョコレートを聴くための曲としては、チョコレートに集中できないので一考の余地がある気がしました。

小池:
そうですね、私も第一、第四楽章より、第二、第三楽章の方がいいかもしれないかなと思います。ただAIが曲調に紐づけてチョコレートを紹介できるところは賢いな~と思います。

大石:
次の曲にいっていみたいと思います。

ラヴェル「ボレロ」トロンボーン・ソロ シャイー指揮 ルツェルン祝祭管弦楽団 - YouTube

大石:
苦めなチョコレートが一定のリズムの音楽に合うと思いました。
先ほどのアイネ・クライネ・ナハトムジークより私は合うかなと思います。チョコレートの深い味わいが感じられました。チョコレートの余韻も感じられました。

小池:
プレーンチョコレートの方がいいですか?

大石:
口溶けの良いものがいいと思います。
チョコレートをじっくり味わうならビターチョコレートが曲調にもあっていていいと思います。

小池:
こちらの曲は一定のリズムで進んで、楽器が増えていき高揚感がでる感じや、最初の方の少し妖艶な感じがダークなイメージがあるので、ビターチョコレートにも合うのかなと思いました。大人な雰囲気なので、コーヒーのチョコレートやスパイスの入ったチョコレートも合うかと思います。

ホワイトチョコレートに合う音楽

大石:
最後にAIが紹介してくれたホワイトチョコレートに合う音楽です。

グリーグ: ピアノ協奏曲 イ短調:第3楽章[ナクソス・クラシック・キュレーション #カッコイイ] - YouTube

大石:
こちらの曲はアップテンポで曲調が変わるので、音楽のことが気になってしまいますね。

小池:
私も何でAIが選んだのか気になりました。

大石:
この音楽は次にどんな音が流れるのかとドキドキしてしまいますよね。
この曲は飲食店で聴くより、コンサート会場で聴くものかなと思います。

小池:
チョコレートをゆっくり味わうというより、食べながら何かするときにいい曲かもしれませんね。

大石:
次の曲です。
サン=サーンス - 動物の謝肉祭より「白鳥」

サン・サーンス 「白鳥」 演奏:アルト・ノラス - YouTube

大石:
チェロとピアノ伴奏アーモンドカップのチョコレートを食べるとゆったりとナッツの味わい、チョコレートの奥深くまで味わえました。

小池:
リラックスして愉しむことができますね。

実験して見えてきたこと

小池:
AIの情報範囲の広さに驚きましたが、まだAIの分析と味わいのひも付けは、AIの感性と人間の感性には、まだ開きが感じられました。
まだまだ人間にしかわからない感覚的なことも多いのだろうなと思います。
ただ、チョコレートづくりに於いてはAIや音楽が新しい着想を得るきっかけになったり、イメージを伝える手段になるかなと思いました。

大石:
これまでも家で音楽とお酒とチョコレートの三角関係を愉しんでいましたが、改めてチョコレートを愉しむために音楽を聴いてみると、スローテンポの曲が合うと思いました。
今回のようなスローテンポのクラシックの曲や、鳥のさえずりや川の音などの環境音などを流して、リラックスした雰囲気でチョコレートのセミナーや試食会をやってみようかなと思いました。

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今回試食した商品:ファンシーチョコレート

個性豊かな味わいで多彩なおいしさの艶やかなチョコレートが揃いました。
今回ご紹介した音楽に合わせてビター、ミルク、ホワイトなどの様々なチョコレートを味わえます。

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